大輪種ダリア
大きく豪華な花を、姿はコンパクトに仕上げました

since 2009

強烈なインパクトを与える、ダリアの切花品種。
丈が長いため、鉢物としては作りにくく、商品化されることはほとんどありませんでしたが、
鉢物として鑑賞できるように、栽培面で様々工夫しました。

               
●学名 Dahlia pinnata Cav.
●キク科 ダリア属
●天竺(インド)から伝えられたボタンの意味から、和名をテンジクボタン(天竺牡丹)という。
 メキシコ及び南アメリカの山地の原産。  



2012年 ラインナップ

‘桜満月’ new! ‘天女’ new! ‘大正ロマン’ new!
‘真心’ new! ‘ダイヤモンドダスト’ new! ‘アジタート’ new!
‘結納’ ‘黒蝶’ ‘プリンセスマサコ’
‘かまくら’ ‘リド’ ‘純愛の君’



管理方法

★順次、上に花が咲きます。
強い枝に花が付き、それが咲き終わると次に強い花の花首が伸び、
先の花より高い位置で花を咲かせ、
順次続けて開花します。

★今までの大輪咲ダリアは背丈が伸びるため、鉢物として仕立てることが難しいとわれていましたが、
最新のバイオ技術を利用して可能となり、この度皆様にお届けできるようになりました。

◆花持ち:従来の切花より格段に長く楽しむことができます。
◆生育適温:10〜30℃ --- 10℃以下、30℃以上では、地上部で作られた
養分が球根を作るエネルギーとして使われます。長日植物ですので、
夏場の高温に気をつければ、夏も花を楽しむことができます。
◆光と風隙(風通り)を好みます。
◆病害虫:乾燥してきたらダニが付きやすくなるので、ご注意下さい。
◆その他注意点:花が重いため、花が垂れることがあります。
その際は、支柱などをして下さい。


●6月〜
※ 6月20日過ぎくらいから暑くなってきましたら、
@蒸れないように風すきの良いところに置いてください。
A水をきらさないようにしてください。
(1日1回はあげてください。1度きらしてしまうと花が垂れることがあります。)
B直射日光にあてないで下さい。半日陰を好みます。

●7月、8月〜
※ 高温
30℃以上の高温期は、花芽を作ることを止める性質があります。
(地上部で作られた養分が球根を作るエネルギーとして使われます。)
その時期だけ花が途切れます。

●9月、10月〜
※ 長日植物(暗い時間より明るい時間の方が長いと開花する)植物ですので、
秋分の日を過ぎて、日が短くなってきますと、咲き難かったり、
咲いても露芯(花芯が出てくる)することがあります。
暗くなりましたら、お部屋へ入れるなどして明かりに当ててやる等していただければ
これを緩和することができます。

●11月〜
※ 気温が下がってくると、地上部が枯れてきます。
翌年新芽が出てくるまで、鉢から出さずそのままの状態で、霜に当たらない環境で、
冬越しします。

翌年初夏 新芽が出てきて、また花を楽しむことができます。

■肥培管理について 10日に1回ほど市販の液体肥料を施肥してください。

■ナメクジが付きやすく、花弁を食べたりします。
ナメクジの薬など(当方ではナメキールという薬を使っています)で防いで下さい。